測量・登記の専門家「ナミキ測量設計」入間市、狭山市、所沢市で30年の実績

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測量技術の関する情報

基準点測量とは

基準点測量とは測量の基準となる位置を決定し骨格的な測量網を形成、細部測量の前提としておこなう測量のことです。
問題は物の位置の基準となる座標軸をどうするかです。

国および地方公共団体等は測量法に基づき基準点測量を行いますが、その測量法では採用すべき座標軸を規定しています。平成14年4月1日より施行された測量法により世界基準の座標軸が採用されています。(世界測地2000)
その後、東日本大震災の影響による地殻変動を考慮した測地系 世界測地2011へと変更されました。

世界基準の座標軸を採用する必要があるか否かは、物の位置を世界同一基準で捉える必要があるのか、否かによって変わります。
強いて言えば、民間の測量の場合、測量の目的によっては基準となる座標軸を「その測量」に限って適用される任意の座標軸の採用も可能なわけです。
任意座標を採用すれば目的物の位置はその周辺地物との相対的位置関係のみの特定となりますが、測量費用はかなり節約できるメリットもあります。

しかしデメリットも多くあります。
平成17年3月7日不動産登記法の改正、施行により、登記申請に添付する地積測量図の作成にあたって、原則、基本三角点等を基準とした測量(世界測地基準)によって得られた座標値に基づいて作成しなければならなくなりました。
任意座標で得られた成果は現地の相対的な位置を示しますので現地に設置した測量起点や、測量した地物がすべて紛失したり移動した場合、復元が困難になります。
境界標識はそのような地物の代表的なものですが、しっかりコンクリートで固めた境界標識でも、周辺工事の影響等で紛失、忘失、毀損、移動が発生します。

当事務所は、ほぼ全て、世界測地に準拠した測量を行います。近年はネットワーク型RTK(VRS方式)による単点観測に加え、広域な測量区域の場合、電子基準点を与点とした高精度なStatic測量を行い、3次元網平均計算により国家座標との整合を図り、高精度の測量成果をお客様の負担を少なくお届けいたします。
更に 境界観測はStatic測量やネットワーク型RTK測量により得られた基準点を与点として、TS(トータルステーション)で狭隘環境下の測量を行います。

安易な任意座標での測量は現地に基準となる物(境界標識やランドマーク等)が、無くなれば(二つ以上残らなければ)復元はできません。
地震、津波、土砂災害などで現地の標識が無くなったり、不明になってしまえば復元は不可能となります。しかし世界基準で測量した成果は、地球上の絶対位置を示すものです。万が一の際にも、境界の復元は完璧にできるのです。
当事務所が目指す、高い測量技術はお客様からの安心感と信頼を高めています。

現況測量とは

基準点より現況地物の位置を特定するための測量です。
位置の特定を要する現況地物が何であるかが、測量を行うことの目的ともいえます。
例えば位置の特定を要する目的物が土地の境界標識であったり,道路の側溝であったり,様々ですこの現況測量の成果を平面上に作図したものが現況測量図です。

何のために現況測量を行い現況測量図を作成するのかいくつかその目的事例をあげてみました。

目的例-1土地の境界を確定させたい
土地の境界が不明の時、境界確認や境界立会いの際の参考資料、基礎資料として現況測量の成果は欠かせないものです。仮測量と同義語です。

目的例-2 建物を新築や増築したい時建物の設計には敷地の現況測量は欠かせないものです。
目的例-3宅地を造成し土地を有効に利用したい。
宅地を造成する場合、宅地造成設計の基礎となるものは現況測量図です。平面的要素のほかに立面的要素(高低差)なども盛り込みます。

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